キャップボルトやボルトは工業製品における縁の下の力もち

工具

種類が多い理由は?

種類の多さに困ること

ねじ

ただ単にボルトとナットを準備してほしいと言われても、簡単に特定できるもとではありません。何しろ、ボルトだけでも、六角、六角穴付き、蝶番、ずん切り、皿、トラスなどなど頭の形状だけでも数種類浮かべることができます。小ねじまで入れると、さらにバリエーションは増えていきます。まだナットは、1種、2種、3種、低頭ぐらいでしょうか。それだけではなく、ネジ部の太さから、材質やめっきの仕様など確認すべきことはたくさんあります。たいがい、六角ボルトのM10で全長は50L、材質は鉄でドブめっき、という指定でオーダーがきます。ドブめっきという言葉すら最初は非常に戸惑いました。めっきという言葉から、素材の上に何かを塗っているのだろうと想像はできますが、「ドブ」とは何かがわかりません。別名でいうなれば、溶融亜鉛めっきの槽にどっぷりと浸からせた物になるそうです。今でこそネットでいくらでも調べることは可能ですが、以前はハンドブックなどを借りて調べるか、ネジ屋さんに訊くしかありませんでした。必要とされている場所にどのようなボルトとナットが適しているのか、未だに見当もつきません。

ボルトとナットの入手方法

たいていオーダーは懇意にしているネジの商社にお願いします。ただ、小さいサイズの物を1本で注文すると非常に割高になります。中には袋や箱単位での注文しか受け付けてもらえない物もあり、客先との調整がつかない場合には、在庫を抱えるのを覚悟の上に、そのロットで発注することになります。中には遠方の作業現場からの依頼もあり、百円に満たない商品を梱包して発送する手間を考えれば、現場近くのホームセンターで入手してくださいと言いたくなる時もあります。それでもできるだけ客先の要望に応えられるように努力をしますが、どうしても、在庫が無かったり、サイズが合わなかったりします。その時は、ネットで検索して、小口で分けてもらえそうなところを見つけ、購入することも多くなりました。手軽さと当日発送が可能だったりする便利さで、ついついそちらを重宝してしまいます。ボルトやナットひとつが無いだけで作業が止まってしまうこともありますから、おろそかにできない大切な部品です。